今週はずっと上司のゴーストライター&執筆の手伝いをしている。ある出版社から頼まれた○○事典だ。
はじめはまだ、
「これを書かないと気になって先に進めないんだけど、どうも気が乗らなくて・・・。悪いけど、ちょっと書いてみてくれない?もちろん、文責は僕にあるし、最後はちゃんと見るから・・・」
と、下手に出ていたのに、一つ原稿を書いたら、
「うんうん、こんな感じ、こんな感じ~。もう直さないで、これはこれで出版社に投げちゃおう!」
から始まり、しばらくすると、
「あのさ、これも・・・ちょっと書いてみないかな?あ、さっきの寄りは簡単だと思うんだよ。ほら、使用もこんなにあるし。ここら辺をちょっと持ってきて、後半はここら辺を持ってきて、それを組み合わせればさ、すぐ出来そうじゃない?ね?」
と、第2稿を頼まれた。まぁ、でも私の仕事も、はじめは30分ぐらいで仕上げるようにしたけれど、ここからはそんなに早く上げませんよ・・・って感じで、執筆6、内職4(私の論文)ぐらいのペースで仕上げることにした。それぐらいのマージンは許されるだろう。
でも、出来ると思うと甘えちゃうもんなんだよね。。
「今さ、○○長からこんな本を借りてきたんだけど、これ、頼まれている出版社と同じ所の別な事典なの。こんなんでいいような気がした。あ~なんか、真面目に書いてて損した気分・・・」
と、嘆きながら私のまわりをうろうろする上司。
「やる気、なくなっちゃいました?知らない方が良かったですか?」
と、聞くと、
「やる気がなくなったって大丈夫だよ!だって僕にはdough72さんがいるんだもん!」
と言うと、しばらくして第3稿を持ってきて、
「これもお願い!」
と言う。こうなると、内職7、原稿3の割合で就業時間ギリギリまで引っ張って、帰り間際にメールで送るという方法で仕上げるに至った。そこまでサービスしてられないわよ・・・って感じで。だいたい、この仕事、社の仕事じゃなくて、上司の個人的な仕事。下手したら断ることだって出来ちゃう話ですよ。。まぁ、でも、上司も悪い人じゃないし、こういうところも知りつつあるから、まだその日は大丈夫だった。
でも、今日なんてもうめちゃめちゃ仕事まわしすぎ。。どれだけ尻ぬぐいしてんのよ・・・ってピキピキ来ているところ。一言言えば、なんでも右から左に出てくると思っていやがる。こっちだって、それなりに労力を使っているから出るんですよ!!って言いたくなるのをグッとこらえて、上司の会議中に、こうしてブログで憂さ晴らし。
「出版されたら、印税の一部、あげるからさ~」
なーんていっているけど、その頃にはもういませんよ。。せめて内職時間を一定に確保させてもらってから、仕事、投げてほしいな・・・なーんていうのは、もちろん私の我が儘。3倍速でやっても殆ど時間が取れないって、何だか損した感じがするんだもの。
それでも、明日で脱稿予定。木・金と少しは落ち着けるかな~・・・